人工授精をすると決めるまでに2ヵ月かかった
フーナーテストで精子が0匹だった私達夫婦。
それでも私は、自分が不妊だと認めたくなく、自然妊娠への希望が捨てられなくて、なかなか人工授精に進むことができずにいました。
フーナーが0だったので、少しでも多くタイミングをとりたいと焦る気持ちが大きくて、排卵日付近は夫にもすごくプレッシャーを与えていたと思います。。
タイミング法で頑張りましたが、やっぱり結果は出ず、生理が来るたびにどんどん追い詰められてボロボロに泣きました。
そんな私を見て、「人工授精やってみない?」とすすめてくれたのが夫でした。
夫「俺の精子が元気がなくてごめんな。ちょっと助けてもらって妊娠の確立が上がるんやったらチャレンジしてみよう。」
夫にごめんと言われてはじめて、夫も辛い思いをしていたことに気が付きました。
フーナーテストで0という結果が出てから約2ヵ月、ようやく人工授精にステップアップすることに決めました。
人工授精の準備。はじめてのhCG筋肉注射
人工授精をすると決めてからの準備期間は、タイミング法と同じように卵胞・内膜チェックのために通院しました。
いつもと違うのは、排卵と人工授精のタイミングを合わせるためにhCGの筋肉注射をしたこと。
ブセレキュアという点鼻薬を使う場合もあるようですが、私は筋肉注射でした。(理由は忘れました…)
個室に通されて、看護師さんから「肩かお尻かどちらにしましょうか?」と聞かれたので
「痛くない方で…」と答えると、じゃあ、お尻にしましょう。とお尻に筋肉注射をすることに。
恥ずかしさはありましたが、痛いのが大の苦手な私にとっては、痛みの恐怖よりお尻を出す恥ずかしさの方が簡単でした。。
それでもやっぱり採血よりは痛かったですけどね。
はじめての人工授精(AIH)
hCG筋肉注射をした翌日、ついにはじめての人工授精の日。
2時間ほど精子の調整で待機。
内診に呼ばれ、最終チェック。内膜11mm、左主卵胞19mmでした。
そしていよいよ人工授精。
調整された精子はピンク色をしていました。
卵管造影がすごく痛かったので、人工授精も緊張。。
注入時は少し痛かったですが、卵管造影に比べたら全然大丈夫でした。
注入後は、内診台の上で休むクリニックもあるみたいですが、リプロダクション大阪では休憩なし。
変わらないのかもしれないけど、気持ち的にちょっと休んでいきたかったな…。
抗生剤の処方もなし。
お会計をして終了でした。
どうか、授かりますように…。